当社は電線製造会社として1953年(昭和28年)に創業し、当初はテレビを映すための同軸ケーブルや電気カーペット・自動車内部で使用される電線など様々な電線をお客様のブランドで生産していました。
最近は少量短納期がお客様より求められ、品質が良いのは当たり前の時代で『いかにお客様の期待に応えられるのか』という事に重点を置いています。強みと自負していることは多くの工程が関わる電線でも生産工程の一部だけではなく、始めの工程から最終工程まで一貫して生産可能なことです。
電線は世の中を繋ぐ「血管」と言われますが、当社ではお客様や従業員のみんなとも深く長く繋がっていきたいという考えもあります。
例えば、お客様よりクレームをいただくことがあります。本来はあってはならないものですが、より良い企業になるためのアドバイスだと真摯に受け止め改善に繋げてきました。
震災時には支援物資の供給など、売り買いの関係を超えた『人と人との繋がり』も大切にしています。創業時から長きに渡りお取引をいただき続けられているのは、お客様の期待に応え、築き上げてきた信頼関係によるものと言えるのではないでしょうか。
根っこにあるのは創業時から変わらぬ「おかげさま」という感謝の気持ち。働いてくれる全員が『杉田電線で働いててよかった』と喜びと幸せを感じられる会社であり続けたいと考えています。
会社があるのは従業員の幸せを手助けするためにあり、従業員は楽しい人生を継続・向上するためです。会社と従業員のバランスがマッチすれば会社も従業員も発展していきます。
2023年に創業70年を迎え、今後も従業員が働き続けたいと思える環境に整え、創業100年を目指します。